石葉2アプレットのプロフィール

 石葉2アプレット(Stone Leaf2)は、めんさんが作成したWebページの碁盤上で棋譜を扱うフリーウエアのMicrosoft JAVA VM対応JAVAアプレットです。
 他のJAVA VMでも動作すると思いますが動作は保証されません。
 また作者多忙のため石葉2アプレットのサポートは打ち切られましたので自己責任で使用してください。

 石葉2アプレットには、次のような特長があります。

棋譜の作成と編集
 石葉2は、碁盤をクリックすることにより着手して棋譜を作成することができます。
 閲覧中の碁盤をクリックして着手した場合は変化図が作成されます。
 また、クリップボードに記憶されている棋譜データを読み込んで再生したり、編集したりすることもできます
 作成または編集した局面は、棋譜データとして保存することができます。
 石葉2が扱うことができる棋譜データは下記の通りです。  これらの棋譜データはHTMLファイルとして出力でき、JAVAアプレット対応掲示板で棋譜の検討をしたり、HTMLファイルに記載して棋譜鑑賞、詰碁ドリル次の1手選択問題定石事典などのWebページを作成したりすることができます。
 またXML棋譜ファイルは、Webブラウザで開くと石葉アプレット碁盤が表示されて棋譜を扱うことができます。

地の計算
 石葉2は、現局面を表示した石算ウインドウを開き、地の計算をすることができます。
 この際、削除石を指定したり、石を追加することができますから対局の途中でも仮境界線を作って計算することができます。
 また、手入れやダメを残した状態で終局しても計算することができます。

着手位置の訂正
 石葉2は、既着の石の位置を変更することができます。
 棋譜付けの際、間違った位置に着手を記録したことに気付かずにいて、着手がだいぶ進んでから間違いに気がついたときに簡単に修正できます。

着手の挿入
 石葉2は、2手単位で着手を挿入することができます。
 複数の対局の棋譜付けをしているとき、着手の記録漏れに気付かずにいて、着手がだいぶ進んでから間違いに気がついたときに簡単に修正できます。

参考図対応
 石葉2は、変化図を含んだXMLまたはSGF(FF[3])棋譜データを作成したり閲覧したりすることができます。
 石葉2は手順をツリー表示することができますから、変化図が多岐にわたった棋譜でもツリー窓から鳥瞰することができます。
 また、本局面から枝分かれした変化手順ばかりではなく、別の局面からの手順を参考図として記録したり、記録した参考図を閲覧することができます。

指定局面の表示
 石葉2は、変化図を含めたすべての着手に固有のIDを付け、ツリー窓から指定IDが着手された局面を指定して表示することができます。
 また、表示局面の石をキーを押しながらクリックすることによりその石が着手された局面を表示することができます。
 石葉2は、advancemovesパラメータにより指定した着手の局面が表示された状態でWebページを開くことができます。

対局者の画像表示
 石葉2は、対局者情報としてGIF画像またはJPEG画像を表示させることができます。

変化図のある着手の明示
 石葉2は、変化図がある着手を変化図のない着手と区別して表示することができます。

 手順番号表示モードで水色または赤色の数字が表示されている石は、その次の着手に選択肢があることを示しています。
 手順番号非表示モードのときは、次の手に変化図がある着手には碁石の中央に水色または赤色の中点()が表示されます。
 これらの区別表示された石をキーを押しながらクリックすると変化手順の選択局面に移動します。

最終着手の明示
 石葉2は、最終着手の番号表示を点滅させたり、色を変えたりすることにより、手順番号表示モードで石がたくさん置かれているときでも最終着手をわかりやすくすることができます。

選択肢の表示
 石葉2は、ヒントモードにすると次の実戦着手と変化着手を碁盤上に英大文字で表示することができます。
 標準では実戦着手はA、変化着手がB、C、、、と表示されますが、ランダムに表示させることもできます。
 この機能を利用して次の1手問題集などを作ることができます。

碁盤上に記号の付与
 石葉2は、着手ごとに説明用の記号を碁盤上に付けることができます。
 シチョウの道筋などの解説をするときなどに便利です。

テキスト碁盤の出力
Board <1> (1-38)
**ABCDEFGHJKLMNOPQRST**
19┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐19
18├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤18
17├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤17
16├┼┼┼┼┼┼┼10┼┼┼┼┤16
15├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤15
14├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤14
13├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤13
12├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤12
11├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤11
10├┼┼・┼┼┼┼┼・┼┼┼┼┼・36┼┤10
09├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼37┼┼┼┼┤09
08├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼38343533┼┼┤08
07├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼2630┤07
06├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼3227172425┤06
05├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼281213┼┤05
04├┼11・┼┼┼┼┼・┼┼┼┼┼141523┤04
03├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼221618203103
02├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼211929┤02
01└┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┘01
**ABCDEFGHJKLMNOPQRST**
Text GoBoard (by StoneLeaf)
 石葉2は、表示局面をテキスト碁盤として出力することができます。
 また、クリップボードに記憶されたテキスト碁盤を読み込んで編集することもできます。


WEBサイト棋譜読み込み機能
 WEBサイトにアップされている棋譜は、そのURLを入力することにより読み込んで再生することができます。

HTMLファイル出力機能
 石葉2は、Webブラウザで碁盤に棋譜を再現できるHTMLファイルを出力することができます。

棋譜データの送信
 石葉2は、石葉2で表示されている局面を指定したURLに送信することができます。
 送信先が送信データを受信可能な掲示板の場合は、石葉2で作成・編集した棋譜を直接その掲示板に書きこみすることができます。

自由なレイアウト
 石葉2は、ボタンの配置、碁盤の大きさなどを自由にレイアウトすることができます。  石葉2の配布ファイルには標準レイアウトのほかレイアウトのサンプルがいくつか添付されています。

任意路盤対応
 石葉2は日本囲碁規約に定める碁盤(19路盤)のほか13路盤、9路盤、7路盤および6路盤が用意されています。
 また、レイアウトファイルに任意路盤用のタグを記入することにより任意路数の碁盤を使うことができます。
15路盤用のタグ(赤字部分)
<goban line="15" bancolor="243,184,47"
blackimg="kurostone.gif" whiteimg="sirostone.gif"
stonesize="19" haba="25" rect="65,55,383,383"
startx="16" starty="16" linepaint="true" linecolor="0,0,0"
xypaint="true" xycolor="232,252,232" xyspace="7,17,4,17"
numfont1="14,-3,5" numfont2="12,-5,5" numfont3="11,-8,5" />
<choice name="GOBAN_CHOICE" rect="527,391,105,50" bgcolor="216,255,216">
<item value="19路盤" link="19" />
<item value="15路盤" link="15" />
<item value="13路盤" link="13" />
・・・

キーボード操作の指定
 石葉2は、レイアウトファイルにキー定義を記入することにより石葉2のコマンドをキーボードで実行することができます。

ポップアップメニューの設定
 石葉2は、レイアウトファイルでマウスの右ボタンをクリックして開くポップアップメニューを定義することができます。

目盛りの指定
 石葉2の目盛りは、左上がA19のI抜き目盛りが標準ですが、碁罫紙風目盛りやI付きアルファベットなど目盛りの付け方を

碁石の指定
 石葉2は、碁石の色や形状を選ぶことができます。
 両者に同じ色の石を使った場合は一色碁ができます。
 碁石はいつでも変更できますから一色碁でワケワカメになったら普通の碁石に戻すことができます。
 また、苺や兎のアイコンを碁石にすることもできます。

盤面回転・反転機能
 石葉2は、碁盤を90度単位で回転させたり、反転させたりすることができます。
 この機能を利用して自分側で記録した棋譜を相手側から見た状態に変更することができます。
 また、インターネットのライブ対局からダウンロードした上下反転されている棋譜を正常に見ることができます。

石色反転機能
 石葉2は、碁盤上に置かれている碁石を黒白反転することができます。
 盤面の回転・反転機能と併用することにより2つの棋譜の部分図を比較するときに両者の向きや石色を揃えることができます。

マウスポインタの座標明示
 石葉2は、マウスポインタが示している碁盤の座標をマウスポインタの下に表示することができます。

棋譜の自動再生
 石葉2は、棋譜を自動的に再生することができます。
 再生中に再生速度を1秒単位で長くしたり、短くしたりすることができます。

 また、石葉2は、左図のように自動進行状態で棋譜を開くことができます。

ハイパーリンク
 石葉2は、着手ごとにリンク先を記録し、そのリンク先のページを開くことができます。
 リンク先がXML棋譜ファイルや石葉2で棋譜を掲載したHTMLファイルの場合は石葉碁盤で棋譜を再生することができます。
 この機能を利用してドリル問題集を作ったり、別ファイルに保存されている棋譜を参照したりすることができます。
 また、対局風景などの映像ファイルをリンクすることにより臨場感のある再生が可能です。

自動応手
 石葉2は、棋譜に記録されている着手をすると約0.5秒後に棋譜に記録されている次の着手をすることができます。
 この場合、最終局面に進むと自動的に最終着手に記録されているリンク先にジャンプしたりリンク先が記録されていない場合は初期局面に戻したりすることができます。
 この機能を利用して詰碁や次の1手の問題を作ることができます。
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