レイアウトファイル

 石葉2は、XMLの書式で記述することによって碁盤の大きさ、ボタンの配置、背景画像などスキンを自由に変更できます。
 ただし、使用できる画像ファイルはGIFファイルとJPGファイルでPNGファイルは使えません。

 石葉の配布ファイルには標準レイアウトのほかレイアウトのサンプルがいくつか添付されています。
 なお、私もいくつかレイアウトファイルを作り、そのソースをこのページの末尾に記載しましたからよろしければご利用ください。
レイアウトファイル先頭行
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS" ?>

レイアウト記述開始宣言
<igo>
<layout
bgcolor="176,196,222"
no_repeat="true"
starsize="1"
kofont="fontname"
kofontsize="px"
markfont="Helvetica"
markfontsize="px"
>
bgcolorはスキンの背景色のRGB値をカンマで区切って0〜255の10進数で記入します。 (赤⇒255,0,0、緑⇒0,255,0、青⇒0,0,255)
no_repeatは繰り返しの指定です。
starsizeは星の半径を指定です。規定値は2です。星を描画しない場合は0を記入します。
kofontは選択肢マークのフォントの指定です。 規定値はSerifです。
kofontsizeは選択肢マークのサイズ(単位px)の指定です。規定値は18です。
markfontは記号のフォントの指定です。 規定値はSerifです。
markfontsizeは記号のサイズ(単位px)の指定です。規定値は18です。

碁盤の設定
<goban 碁盤設定開始宣言
line="19" 碁盤の路数
bancolor="24,184,47" 碁盤の色のRGBをカンマで区切って0〜255の10進数で記入
gobanimgで碁盤画像を指定した場合はこの設定は無効になります。(省略可)
gobanimg="goban0.gif" 碁盤の画像ファイル名(この行省略可)
省略するとbankcolorで指定した色の無地の碁盤になります。
なお、碁盤画像はrectで指定した大きさより優先しますから、碁盤の部分表示をする場合はその大きさに合わせた画像にする必要があります。
blackimg="kurostone.gif" 黒石の画像ファイル名
whiteimg="sirostone.gif" 白石の画像ファイル名
stonesize="19" 碁石の大きさ
haba="20" 碁盤の罫線の間隔
rect="65,55,383,383" bancolor塗布範囲の大きさ
左上角X座標,左上角Y座標,幅,高さをカンマで区切って記入
碁盤目盛りはこの範囲の下側と右側に表示されます。
startpos="10,1" 碁盤の部分表示をする場合、表示させる左上角の碁盤目盛り(左右角:19,19形式)を記入
碁盤全体を表示させる場合はこの行は不要です。
xylimit="10,11" 碁盤の部分表示をする場合、表示させる横路数と縦路数を記入
碁盤全体を表示させる場合はこの行は不要です。
startx="11" 碁盤の左側の余白
左右の余白が均一になるように設定
starty="11" 碁盤の上側の余白
上下の余白が均一になるように設定
linepaint="true" 罫線表示指定
falseにすると罫線は表示されません。
linecolor="0,0,0" 罫線の色のRGBをカンマで区切って0〜255の10進数で記入
xypaint="true" 碁盤目盛り表示の有無
xycolor="8,16,128" 目盛りの色のRGBをカンマで区切って0〜255の10進数で記入
xyspace="7,17,4,17" 横目盛りの碁盤範囲の左端からの距離と碁盤範囲の下端からの距離、縦目盛りの碁盤範囲の右端からの距離と碁盤範囲の上端からの距離の順で記入
目盛りを碁盤の上側や左側に表示させたいときはマイナスの値にして設定します。
numfont1="14,-3,5"
numfont2="12,-5,5"
numfont3="11,-8,5"
着手番号の数字の大きさ。
数字の桁数により大きさを変える。
/> 碁盤設定終了宣言
 これらの定義を各路盤ごとに記述します。
 この際、各路盤の碁盤のサイズ(rect)を同じにします。

コメントボックスの配置設定
<textarea name="MAIN_TEXT_AREA" rect="65,460,383,90" /> コメントボックスの左上角のX座標(65)、Y座標(460)、幅(383)、高さ(90)をカンマで区切って記入

碁盤の選択コンボボックスの配置設定
<choice name="GOBAN_CHOICE" 開始宣言
rect="299,542,105,50" コンボボックスの位置と大きさ
左上角X座標,左上角Y座標,幅,高さをカンマで区切って記入
bgcolor="216,248,255"> 背景色のRGBをカンマで区切って0〜255の10進数で記入
<item value="19路盤" link="19" />
<item value="13路盤" link="13" />
<item value="9路盤" link="9" />
<item value="7路盤" link="7" />
<item value="6路盤" link="6" />
碁盤の列記
<paint 項目名ボタン設定の開始宣言
  rect="-46,-2,46,25"
rectcolor="128,176,255"
text="碁盤"
textpos="6,19"
fontsize="16"
fontisbold="true"
項目名の記入
  cmd="LEAF_NUMBER" 手順番号ON/OFFコマンド
/> 項目ボタン設定終了宣言
</choice> 選択終了宣言

テキストボタンの配置設定
<paint rect="0, 515, 50, 25" ボタンの位置と大きさ
左上角X座標,左上角Y座標,幅,高さをカンマで区切って記入
rectcolor="120,188,140" ボタンの色のRGBをカンマで区切って0〜255の10進数で記入
text="新規" ボタンに表示する文字
textpos="7,19" 文字の左側余白と上部余白
fontsize="18" 文字のサイズ
fontisbold="true" 太文字指定(標準なら false )
cmd="LEAF_NEW"
cmdhint="New File"
ボタンに割り当てるコマンド
マウスポインタの下に表示される説明文
/> テキストボタン終了宣言

画像のレイアウト
<image src="showtool.gif" 画像ファイル名
pos="232,410"> 画像の左上角のX座標とY座標
id="SHOW_TOOL" 画像名の定義(リンクされない場合は省略可)
  <command name="LEAF_GO_START" 画像内の範囲を指定してコマンド割り当て
  rect="0,0,26,22" /> コマンド割り当てされた画像範囲
左上角のX座標,Y座標,幅,高さ
  <command name="LEAF_BACK10" 画像内の範囲を指定してコマンド割り当て
  rect="29,0,26,22" /> コマンド割り当てされた画像範囲
< ・・・・・・・・・ />
</image> 画像配置終了宣言

コンボボックスの配置設定
<choice name="OUT_CHOICE" コンボボックス配置設定の開始宣言
rect="299,568,105,50"
bgcolor="216,248,255">
コンボボックスの位置、大きさ、背景色の設定
  <item value="SGF総譜"
link="SGF_ALLDATA" />
<item value="SGF局面"
link="SGF_CURRENT" />
<item value="Text盤(色なし)"
link="TEXT_GOBAN_NOCOL" />
<item value="Text盤(色付き)"
link="TEXT_GOBAN_COL" />
<item value="UGF棋譜"
link=&quuot;UGF_CURRENT" />
<item value="NGF棋譜"
link=&quuot;NGF_CURRENT" />
<item value="XML総譜"
link="XML_ALLDATA" />
<item value="XML局面"
link="XML_CURRENT" />
<item value="XML全棋譜"
link="XML_LISTALL" />
選択するアイテム名とコマンド
<paint 項目名ボタンの設定
rect="-46,-2,46,25"
rectcolor="128,176,255"
text="出力"
textpos="6,19"
fontsize="16"
fontisbold="true"
ボタンに表示される名前
cmd="LEAF_OUTPUT" ボタンに割り当てられるコマンド
/> ボタン設定終了宣言
</choice> コンボボックス配置設定終了宣言

リストボックスのレイアウト
<list name="SIRO_LIST" リスト開始宣言
rect="42,58,175,128" 左上角X座標,左上角Y座標,幅,高さをカンマで区切って記入
bgcolor="232,255,232" リストボックスの色のRGBをカンマで区切って0〜255の10進数で記入
fontsize="20" リストアップされる文字の文字サイズ
start="4"> リストの余白
<item value=" " link="SIRO_ISI" />
<item value=" " link="101" />
<item value=" " link="102" />
<item value=" " link="103" />
<item value=" " link="104" />
<item value=" " link="KURO_ISI" />
リストに登録したアイテムを列挙。
value=にアイテム名、link=にリンク先アドレスまたはID定義された名前
  <paint text="白 石 選 択"
textpos="40,50"
fontsize="20"
fontisbold="true" />
リストボックスの表題名、上下の余白、文字サイズ、太字の指定
  <paint imgid="101"
imgpos="15,79" />
アイテムの画像名()と表示位置指定
  <paint imgid="102"
imgpos="15,99" />
アイテムの画像名()と表示位置指定
  <paint imgid="103"
imgpos="15,119" />
アイテムの画像名()と表示位置指定
  <paint imgid="104"
imgpos="15,139" />
アイテムの画像名()と表示位置指定
  <command name="LEAF_SIRO_SELECT"
rect="15,59,20,20" val="0" />
最上行アイテムに割り当てられたコマンド
  <command name="LEAF_SIRO_SELECT"
rect="15,79,20,20" val="1" />
次行アイテムに割り当てられたコマンド
<command name="LEAF_SIRO_SELECT"
rect="15,99,20,20" val="2" />
次行アイテムに割り当てられたコマンド
<command name="LEAF_SIRO_SELECT"
rect="15,119,20,20" val="3" />
次行アイテムに割り当てられたコマンド
<command name="LEAF_SIRO_SELECT"
rect="15,139,20,20" val="4" />
次行アイテムに割り当てられたコマンド
<command name="LEAF_SIRO_SELECT"
rect="15,159,20,20" val="5" />
最下行アイテムに割り当てられたコマンド
</list> リスト終了宣言

対局情報のレイアウト
<image src="KURO_PICTURE" pos="512,67 /> kuropictureパラメータで指定した画像の表示位置を指定します。
<image src="SIRO_PICTURE" pos="512,67 /> siropictureパラメータで指定した画像の表示位置を指定します。
<paint text="LEAF_KURO_NAME"
textpos="462,173"
fontcolor="0,0,0" fontsize="16" fontisbold="true" />
黒の対局者名を表示します。

表示フォントの指定です。
<paint text="LEAF_SIRO_NAME" textpos="591,173" fontcolor="0,0,0" fontsize="16" fontisbold="true" /> 白の対局者名をします。
>paint text="LEAF_KIFU_DT" textpos="464,430" fontsize="14" fontcolor="0,0,0" />  日付:の後に対局日を表示します。
 text=@LEAF_KIFU_DTにすると日付:を付加しないで日付を表示します。
<paint text=LEAF_KIFU_RE" textpos="464,444" fontsize="14" fontcolor="0,0,0" />  結果:の後に対局結果を日本語表示します。
 text=@LEAF_KIFU_RE strにすると RE[]プロパティに記録されている文字列に文字列strを加えて表示します。
 text=#LEAF_KIFU_REにすれば対局結果だけを日本語表示します。

キー定義
<key val="[Right]" cmd="LEAF_AHEAD1" /> キーへLEAF_AHEADコマンドを割り当て
<key val="[Left]" cmd="LEAF_BACK1" /> キーへLEAF_BACK1コマンドを割り当て
<key val="[Up]" cmd="LEAF_GO_START" /> キーへLEAF_GO_STARTコマンドを割り当て。
<key val="[Down]" cmd="LEAF_GO_LAST" /> キーへLEAF_GO_LASTコマンドを割り当て
<key val="[PgDown]" cmd="LEAF_BACK_MAIN" /> キーへLEAF_BACK_MAINコマンドを割り当て。
<key val="[PgUp]" cmd="LEAF_BACK_PARENT" /> キーへLEAF_BACK_PARENTコマンドを割り当て。
<key val="[Ins]" cmd="LEAF_INS" /> キーへLEAF_INSコマンドを割り当て。
<key val="[Ctrl]+[Shift]+[F5]"
cmd="LEAF_SWAP_XY" />
++キーへLEAF_SWAPコマンドを割り当て。
<key val="HINT_KEY" cmd="true" /> HINT_KEYコマンドアイテムにtrueコマンドを割り当て。

ポップアップメニュー定義
 ポップアップメニューはマウスの右ボタンをクリックして開くメニューです。
<popmenu owner="MAIN_TEXT_AREA"> コメントボックスの右クリックで開くポップアップメニュー定義の開始宣言
<popitem text="読み込み" cmd="LEAF_READ" /> メニュー項目読み込みLEAF_READコマンド割り当て。
<popitem text="-" /> セパレータの挿入
<popnode text="関連"> 関連サブメニュー定義開始宣言
  <popitem text="改行文字を___に変換"
cmd="LEAF_CONV_RET" />
サブメニュー項目改行文字を___に変換LEAF_CONV_RETコマンドを割り当て。
  <popitem text="全着手コメント削除" cmd="LEAF_DEL_ALLTEXT" /> サブメニュー項目全着手コメント削除LEAF_DEL_ALLTEXTコマンドを割り当て
</popnode> サブメニュー定義終了宣言
<popitem text="-" /> セパレータの挿入
<popitem text="全て選択" cmd="LEAF_TEXT_SELALL" /> メニュー項目全て選択LEAF_TEXT_SELALLコマンドを割り当て。
<popitem text="クリア" cmd="LEAF_TEXT_CLEAR" /> メニュー項目クリアLEAF_TEXT_CLEARコマンドを割り当て。
</popmenu> ポップアップメニュー終了宣言
<popmenu owner="LEAF_THIS"> アプレットの背景色部分を右クリックして開くポップアップメニューの開始宣言
<popitem text="棋譜リストに追加" cmd="LEAF_PLUS" /< メニュー項目棋譜リストに追加LEAF_PLUSコマンドを割り当て。
<popitem text="棋譜リストから削除" cmd="LEAF_MINUS" /> メニュー項目棋譜リストから削除LEAF_MINUSコマンドを割り当て。
<popitem text="-" /> セパレータの挿入
<popnode text="局面変換"> 局面変換サブメニュー定義開始宣言
  <popitem text="上下反転" cmd="LEAF_UPDOWN" /> メニュー項目上下反転LEAF_UPDOWNコマンドを割り当て。
<popitem text="石色反転" cmd=&quto;LEAF_SIROKURO" /> メニュー項目石色反転LEAF_SIROKUROコマンドを割り当て。
</popnode> サブメニュー定義終了宣言
<popitem text="-" /> セパレータの挿入
<popitem text="着手番号" cmd="LEAF_NUMBER" /> メニュー項目着手番号LEAF_NUMBERコマンドを割り当て。
</popmenu> ポップアップメニュー終了宣言

自作レイアウトファイルのソース

kib.xml

vga.xml

dblayout.xml

peti.xml

small.xml
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