日本囲碁規約の第8条では
一方のみの活き石で囲んだ空点を「目」といい、目以外の空点を「駄目」という。
と定義していますが、一般にダメは、下記の3つの意味に使い分けらています。
- まぐさ場
- 価値の低い領域
- どちらの地にもなりそうもない領域
- 発展性が望めない領域
ダメ場または散地ともいいます。
ダメ切りする、ダメをつなぐ、ダメを走るなどまぐさ場を打つのは得るものが少ないですから、自分はまぐさ場を打たないようにし、相手にはまぐさ場を打たせるようにしむけることが肝要です。
囲碁格言
まぐさ場で力むな
まぐさ場に手を出すな
- 呼吸点
-
石の連絡路上に隣接している空点(呼吸点)
左図のあ〜くの呼吸点がダメになります。
ダメのうち、あといは黒◇専用のダメ、う、えおよびおは黒◇と白☆の共通のダメ、か、きおよびくは白☆専用のダメです。
あやかのように攻め合っている石の外側にあって一方の石の専用のダメを外ダメといい、かのように両方の石の共通のダメを内ダメといいます。
内ダメは詰めると相手の手数も短くなりますが、自分の手数も短くなります。
- 駄目
- 相手から打たれても自分から打っても地の増減がない空点。
ダメを打つ、ダメしか残っていないなど。