ポン抜きとは左図上辺に示すように石を4手で打ち抜くことをいいます。 ポン抜きは、1手のむだもなしに相手の着手を盤上から抹殺するのですから非常に価値が高く、左図上辺のようにその勢力が広大な中央に向かっているときはポン抜き30目と呼ばれています。 左図は黒7アテとワタリながら黒地を確定していますが、白が得たポン抜きの威力は黒が得た利益を凌駕していますから、黒1ツケから黒7までの着手は初級者が陥りがちな悪手なのです。 なお、ポン抜きは1手のむだなく石を打ち抜いているから価値があるので左図左下のように白◇と5手かけて黒×を打ち抜くのは価値が小さく、白のワタリで得た利益に軍配が上げられます。 |
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上図、上辺は黒7アテで一段落ですが、機を見て白8ツギが手厚い手で白8ツギまでの形を梅鉢といいます。
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