狸の腹鼓(ツヅミ)
狸の腹鼓とは、1線に並ぶことによって敵石の手数が増えることを防ぐ攻合いの手筋を言います。左図の外側の白は手数が3手しかありませんから、黒の手数を3手以上にすると攻合い負けになります。
黒1ハネに白2オキが黒の手数を伸ばさない手筋で黒の手数は2手と変わりません。
この手で白Ａとオサエると黒3ハネで両バネ1手ノビの格言通り黒の手数が１手増えて3手になり、白は攻合い負けてしまいます。
黒3ハネに白4ナラビが狸の腹鼓と呼ばれる黒の手数を伸ばさない手筋で黒の手数は増えず2手のままで黒は攻合いに勝つことができません。
この手で白Ｂとオサエると黒の手数が延びて白は攻合い負けになります。
碁盤を操作した後、狸のイラストをクリックすると腹鼓の局面に戻ります。