┏━━━━━┯━━━━━━┯━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃┌┬┬┬┬│┌┬┬┬┬┬│┌┬┬┬┬┬│┌┬┬┬┬┬┃ ┃├┼┼┼┼│├┼2┼┼┼│├┼4┼┼┼│├┼5┼┼┼┃ ┃├┼41┼│├1○●┼┼│├3○●┼┼│├3○●┼┼┃ ┃├┼56┼│├┼●○4┼│├┼●○2┼│├6●○2┼┃ ┃├┼┼┼┼│├┼53┼┼│├┼51┼┼│├┼41┼┼┃ ┃├┼2┼┼│├┼○┼┼┼│├┼○┼┼┼│├┼○┼8┼┃ ┃├┼┼┼┼│├┼┼┼┼┼│├┼┼┼┼┼│├┼┼┼┼┼┃ ┃├┼3┼┼│├┼●┼┼┼│├┼●┼┼┼│├┼●┼┼┼┃ ┃├┼┼┼┼│├┼┼┼┼┼│├┼┼┼┼┼│├┼┼┼┼┼┃ ┃├┼┼・┼│├┼┼・┼┼│├┼┼・┼┼│ 7:ツギ ┃ ┠─────┼──────┼──────┼──────┨ ┃ (1) │ (2) │ (3) │ (4) ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━┷━━━━━━┷━━━━━━┛碁は手順が大切です。
図(3)黒1からアテるとなぜ図(4)のような結果になってしまうのでしょうか。
図(1)で白4は内側ですから軽い石で、白6は外側の石で絶対に取られてはいけない要石です。
したがって、図(3)黒1アテは絶対のキキで黒3アテは必ずしもキクとは限らない軽いキキなのです。
この絶対キキを先に打ってしまうと中央の価値が高まるため、軽いキキが利かず図(4)のような結果になってしまったのです。
絶対キキは、必要になるまで保留することが肝要です。
囲碁格言:絶対キキは最後の決め手
キキに軽重があるときは軽いキキから先に打ち、重いキキを後回しにするのが原則です。
また、キキに対する応じ方が複数あるキキと応じ方が1つしかないキキがある場合は、応じ方が複数あるキキの方から打つのが原則です。
手順前後すると活きるはずの石が死んだり、取れるはずの石が取れなかったりしますから注意が必要です。