様子見とは相手の受け方を見て他の所の打ち方を決める手のことをいいます。
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├┼A1B┼┼
├┼C●D┼┼
├┼┼E┼┼┼
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例えば左図白1ツケは黒がA〜Eのいずれの受け方をするかによって他の場所の打ち方を決める様子見のツケです。
様子見とは自分の着手に対して相手の応手が複数あるとき相手がどの応手を選ぶかを見る手ですから相手の応手が一通りしかない場合は様子見とはいいません。
打った手に引き続いて同じ場所を打ち続ける場合は様子見とはいいません。
相手の応手によっては手抜きすると様子見で打った手が悪手になってしまうので引き続きその場所を打ち続けなければならないことがあります。
この場合は様子見にならなかったといいます。
様子見の手が様子見にならず戦闘の発端になる場合も少なくありませんから要注意です。