石葉2で棋譜の読み込み

 石葉2掲載WEBページは直接ファイルを読み込むことができません。

 ブラウザにver.5以上のWindows Internet Explorerを使っている人は石葉2記載HTA(石葉2HTA)で直接ファイルを読み書きすることができます。
 詳細は石葉2HTAでファイルの読み書きを参照してください。

 また、WEBサイトにアップされている棋譜は、そのURLをコメントボックスに入力して()ボタンをクリックすることにより棋譜を読み込むことができます。

 いったん棋譜ファイルのデータをクリップボードに記憶させ、そのデータを石葉2に貼り込む必要があります。
  1.  棋譜ファイルをテキストエディタ、ワープロなどテキストデータを扱うことができるソフトで開きます。
     テキストを扱うソフトは正規表現を使えるソフトを使うとデータ検索や置換に便利です。
     正規表現を使えるフリーウエアのWindowsアプリケーションには下記のようなものがあります。
    • K2Editor (グローバル検索とタグジャンプ対応)
    • TepaEditor (テキスト→画像変換機能)

  2.  棋譜データが表示されますから全選択状態にしてからコピーします。
     通常キーを押しながらキーを押すと選択範囲がクリップボードにコピーできます。
     またキーを押しながらキーを押すと全選択状態になるのが普通です。

     UGIファイルの場合は、[Files]から[Data]の前の行までを削除してください。
     [Files]から[Data]の前の行まで羅列されている膨大なデータは棋譜とは関係ないマルチメディアデータで、これを網石葉に貼り込むと石葉2がフリーズしてしまいます。

     SGF FF[4]ファイルの場合、棋譜化け(コメントの文字化け、マークが正常に表示されない、置石が正常に表示されない、白黒反転するなど)することがあります。

     WING、TOM棋聖道場などWebサイトから配布されるSGFファイルはFF[4]が多いです。
     この場合は棋譜再生ツールに棋譜データを貼り込んでから

    ボタンをクリックして変換されたデータを使ってください。

  3. 石葉2の()ボタンをクリックします。
  4. コメントボックスがクリアされて新規碁盤になりますから、コメントボックスの中をクリックしてからキーを押しながらキーを押します。
  5. コメントボックスに棋譜データが貼り込まれますから()ボタンをクリックします。
 以上の操作で棋譜ファイルに記録されていた棋譜は石葉2に読み込まれて棋譜リストに追加され、再生することができます。
 棋譜リフトに追加された棋譜は、表示されている状態でキーとキーを押しながらキーを押す(LEAF_MINUSコマンド)と棋譜リフトから削除されます。
 ただし、UGIファイルを読み込んだ場合は上下反転して表示されますから、読み込んだ後キーとキーを押しながらキーを押して盤面を上下反転させる必要があります。

テキスト碁盤の読み込み
Board <1> (1-30)
**ABCDEF**
06212430┐06
0520131410┤05
0411182804
0322162703
022312152602
01└2917┴┘01
**ABCDEF**

 [19==D2] [25==A5]

[size="6" next="black"] Text GoBoard (by StoneLeaf)


212430
20131410
111828
221627
23121526
2917┴┘
19 = (12)
25 = (20)

 石葉2は、石葉2から出力されたテキスト碁盤とテキスト碁盤作成ツールで出力されたテキスト碁盤も上記4以降の手順で読み込むことができます。
 なお、テキスト碁盤の下に記載されている抜き跡着手行をコピーしないと抜き跡着手はテキスト碁盤では欠番となっているためPASSとして読み込まれます。
 また、石葉2から出力されたテキスト碁盤の [size= の行をコピーしないとデータ2行目の文字数から決定した盤サイズで奇数番号は黒になりますから、盤サイズや石の黒白が正しく表示されないことがあります。

 石葉2から出力されたテキスト碁盤と図版棋譜生成ツールで出力されたテキスト碁盤以外のテキスト碁盤を読み込んだ場合や抜き跡着手がないテキスト碁盤を読み込んだ場合は、抜き跡の着手はPASSとして取り扱われます。
 この場合PASSの局面で着手位置をキーを押しながらクリックするとPASSを着手に置き換えることができます。
 また、盤サイズや黒白が逆に表示された場合は、石葉2のコメントボックスに貼り込んだテキスト碁盤の下行に
[size="13" next="white"]
のように盤サイズ(上例では13路盤)と奇数番号の石色(上例では白石)を記入してから読み込ませてください。

!!注意!!
 複数のテキスト碁盤を横に並べた状態では正しく読み込むことができません。
 また、テキスト碁盤の縦目盛りは左右両方にあるか、両方ともない状態でなければ正しく読み込むことができません。
inserted by FC2 system